映画野郎とアメコミミーハー男

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バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生

こんばんは。週間映画時評ムービージャンキーの曜日がやって参りました。

そろそろ、賽の目かなんかで見に行く映画を決めたいんですが、それは4月とか5月とかからになりそうです。とりあえずは見に行った映画をレビューすることにしたいと思います。

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さて、今週見てきたBvsSなんですが、意見も大きく割れているようですね。コミックファンの方は概ね満足されている映画のようですが、とりあえず、賛と否の比率はほぼ等しく好みが分かれる映画のようです。そして賛の主な意見は「次回への伏線が多く見られ飽きずに興奮のまま劇場を後にすることができた。」や「キャスティング、特にジェシーアイゼンバーグの怪演が光っていた。」などが賛の意見、否定的な意見としては「内容が次回の伏線を詰め込みすぎてごちゃごちゃしている。」という意見が目立った意見となっております。

 

まず映画の紹介なんですが、監督は前作、マン・オブ・スティールから続投のザック・スナイダー。彼は”ウォッチメン”の監督でもあり、アメコミ映画の期待の若手監督さんですね。そしてスーパーマン役として前作から続投のヘンリー・カヴィルバットマン役としてベン・アフレック。その他にもジェシー・アイゼンバーグやガル・ガドットら出演の作品でございます。

僕の感想なんですが、とにかくキャスト陣のハマりっぷりが素晴らしかったですね、コミックファンからの声もある通り、コミックのようなヴィジュアルが再現できましたね。ヴィジュアルでいったら恐らく一番はやはりバットマンですね。ベンアフレックのケツ顎、ゴツさ。これがコミックっぽいバットマンを作り出していましたね。バットマンはザックもインタビューでこだわったというふうに言われていて、そのこだわりが伝わってくる完成度でしたよ。

そして、やはりジェシー・アイゼンバーグですね。旧作のケビン・スペイシーと比べ、若さが特徴となっています。これが見る前はどーなのかと思っていましたが、彼のハマりっぷりはもうすごいですね。これ女性ファンめっちゃできるんじゃないかってくらい魅力が詰まっていましたね。これは見ていただければ、弱々しさ、ウザさが彼の演技にすごいマッチしてることがわかってもらえると思います。

あと個人てきに好きだったのはガル・ガドット演じるワンダーウーマンですね。彼女はワイスピで細身な美人ってイメージがあったんで、体つきがいいワンダーウーマンが細身になるんじゃないかと思ってたんですが、これがびっくり。程よい筋肉質な体でものすごくエロかったです。笑エロいだけではないですよ、きちんと見た目も様になってます。

 

そして、キャスティングだけじゃない。画も素晴らしかった。”ウォチメン”の時にすごいと思ったのがアメコミのコマを映画で再現する能力がザック監督はすごいと感じていましたが今回の作品はそれが爆発してましたね。本当にワンシーンワンシーンがかっこいい。アクションシーンはもちろんのこと、僕が画的に一番かっこいいと感じたのはバットマンがガラスを突き破って潜入するシーンですね。あのシーンは本当にコミック好きのザック監督だからできる技だと思いました。

 

ただ、満足できなかったのは内容ですね。急展開すぎて肝心な部分が抜けたりしていました。僕的に今回の作品で一番、描かなければならないのは相対するバットマンとスーパーマンがどのようにしてわかり合うのかが肝心なところだと思っています。この部分が最終てきになんで??ってなってしまいました。僕的にはワンダーウーマンは次回への伏線のみでよかったと思います。ここでわざわざ登場させたとこで、戦う意味もわかんないし、バットマンとスーパーマンのみで一作品にして欲しかったですね。

まあこういう、抜け目が多いところもアメコミっぽいんですけどね。

そしてMOSで叩かれまくったクライマックスでの大量殺戮をうまく今作につなげていたんですが、結局、前回ほどではないけど、今回も人死んでるでしょって状況で犠牲者ゼロは正直、え?おかしいでしょ。となってしまった。

という感じで、抜け目が多いですね。まあ、次回への伏線を残しておきたいのはわかりますが、いくらなんでも詰め込みすぎかな。

 

まあ一作目だし、こんなもんでしょ、今後に期待します。

 

さて来週見に行く映画を決めたいと思います。

来週見に行く映画は”ちはやふる 上の句”です。非常に僕のフィルマ仲間からは評判が高い作品なんで是非見に行きたいと思います。

そんじゃあ。