映画野郎とアメコミミーハー男

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第三回 クリード チャンプを継ぐ男

こんにちは。昨日、映画締めに行って参りました。

しかし、年末にもなると映画館はガラガラですね。笑

皆さんはお忙しいですか?さて今回、紹介する映画は。。

クリード チャンプを継ぐ男

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です。公開されて、まだそんなに経っていないんですが、客入りはいまいちで一番小さい劇場で公開されていました。

まず、ここを語りたいんですが、クリードやロッキーシリーズはどうやらボクシング映画ということで敬遠されています。特に日本では。

しかし、そういう方にきちんと知ってほしいのは、この映画はただ殴り合って、練習して、また殴りあって。といった映画ではないということです。

ロッキーシリーズのメインはヒューマンドラマです。ここを絶対に勘違いしないでいただきたい。暖かい映画ですよ。むさ苦しい映画ではなくて。

 

さて内容ですが。良かったです。

まず、メッセージが直球で伝わってくるので、内容がスーッと入ってきます。周りとの信頼や自分らしく生きることなどロッキーらしい熱いメッセージが込められています。

ここは年末見るには一番良い映画なんじゃないかなって感じるほど、スカッとしていました。

次に良かった点は現代ロッキーとしてクリードが作れていたことですね。今の子供がロッキーを見ても古く感じてとっつきにくいと思うのですが。クリードは現代でロッキーの面白さを残しつつストーリーが作られているので、若い人でも見やすい。

そして、音楽やトレーニング着がめちゃかっこいい!!このカッコよさはボクシングの映画としては絶対に必要かと思います。

音楽もただロッキーのテーマを流すだけではなく、新しいものを多く取り入れ、ロッキーシリーズの音楽はほぼ流れません。

 

そして、何より、クリードとロッキーの関係が熱いですね。シリーズを見てない僕も、泣きそうになったくらいですから、シリーズファンは泣けると思いますよ。

監督のロッキー愛が伝わってきて非常に面白い作品でした。

 

ただ、ちょっと残念だったのが、クリードとロッキーが主体でストーリーが進んで行くため、クリードの義理母やガールフレンドの行動が、急すぎて『え?さっきまであんなんだったのに?』ってのが気になった。そこで置いていかれてる感を感じてしまった。

 

でも、文句はそれくらいですね。クリードシリーズの一作目として、非常に良い一歩となったのではないでしょうか、次作に期待ですね。

果たして、監督さんはあの有名な『エイドリア~~~~~~ン』のシーンのオマージュを作ってくれるのだろうか。期待です。笑

今日はここまで。

 

さて年末中に2015年のランキングを発表したいのですが、年末中に間に合うのだろうか。。。いろいろと忙しいですが、暇あれば作るので、乞うご期待!

 

それでは良い年末を。