映画野郎とアメコミミーハー男

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THE BEATLES EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years

さて、こんばんわ。今週のムービージャンキーなんですが前回、予告したものとは違う作品にしてしまいました・・・

なぜなら、いつ終わるかわからない作品だからなるべく早くみようということで早速、鑑賞して参りました。今週の映画は・・・

THE BEATLES EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years  です。

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はい。BEATLESのドキュメンタリー映画ですね。

そんな早速見て、凄いファンなんですね!とか思ったそこのあなた。別にそーゆうわけじゃないんです。僕、実はビートルズは曲しか知らないんです・・・

小学生の頃に名曲たちに出会いましたが既に伝説と化してかなり経ったものを僕は食い入るように当時聞いていたのです。

なので知りたかったんです。いかにしてレジェンドとなったのか。

 

この映画ではビートルズの全てが描かれているわけではありませんが、ビートルズが一見、ちやほやされながら一気に駆け上がったスターへの道には人の知れない苦労があったのだということが描かれています。

その中でもビートルズがLIVEを熱心に行っていた時代からLIVEをやめてしまうに至る経緯について触れられています。

 

周りの評判は概ね好評。具体的なものをあげたいのですが、多すぎて言えない。でもビートルズを知らない人も楽しめるというコメントが目立ってましたね。

 

さて、完全なるドキュメンタリー作品である本作。個人的にすごく楽しむことができました。それも近くにマニアと呼ばれる方々がいてくれたおかげ、笑い所も、メンバーの個性が出ているところも全てがわかった気がします。2時間以上に及ぶボリュームたっぷりの本作を食い入るようにずっと見ていました。

映画の感想なのかよくわからないのですが、レジェンドがなぜ今も伝説となっているのか、なぜLIVEをしなくなってしまったのか僕の知らない歴史が本作には詰まっていて見ごたえありましたね。これはひょっとするとビートルズに詳しい方は楽しめないのではないんじゃないかとすら思えました。初心者向けに作られたのか流れがわかりやすく作品を時系列順に語っていくので時代ごとの楽曲の特徴やLIVEと曲の関連性がよく分かる。

そして何よりもメンバーの個性が分かる。
アイドルとしての地位を確立していたビートルズが、織り成すラストはめちゃくちゃカッコよかった。
音楽を愛する者を多く作り出してきたビートルズが音楽で勝負したいという気持ちが屋上という場に出ているようで痺れましたね。

これは知らない人ほど見る価値の映画なのではないでしょうか。
ぜひ、興味のある方は見ていただきたいです。
それでは。