映画野郎とアメコミミーハー男

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アーロと少年

おはようございます。週間ムービージャンキーの曜日がやって参りました。

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今週見てきた映画は”アーロと少年”。ディズニー/ピクサー最新作、監督のピーター・ソーン監督はモンスターズ・ユニバーシティでスクイシーの声を担当していた方ですね。監督としては本作は二作品目です。ストーリーは弱い恐竜のアーロと強くたくましく生きる少年が出会い共に成長して、はぐれてしまった家族との再開を図るというストーリー。

 

filmarksのレビューを見てきたところ好評価している意見は「泣ける。」「映像が実写と間違うほど綺麗だった。」「王道のストーリーが純粋に面白く、メッセージがわかりやすい。」などなど。逆に低評価を残している方の意見の主は「今までのピクサー作品に比べて内容不足。」「恐竜が喋れて、人間が喋れないとか。。。」てきな意見が目立っていたように見えました。まあさすがのピクサー映画、8割以上の方が好評価されていました。

 

さてそんな作品に対する僕の評価はややガッカリ。

ストーリーに対するツッコミどころはアニメーションなので置いておかせていただきます。低評価にあった「人間が喋れないとか。。。」という意見は正直気になりませんでしたね。

今回、僕が一番ガッカリしたポイントは設定の無意味さですね。本作は恐竜映画なんです。まあ絵面的にそんなガチな恐竜の映画じゃないとしても、恐竜の世界の世界観が全く感じられなかった。これ別にアーロが恐竜じゃなくてもいけるんですよね。今までのピクサー映画はニモとかモンスターズインクとかトイストーリーとかキチンと世界観ができていたんですよね。僕としてはこの映画でも恐竜の習性やらを表現して作品を面白くして欲しかったなと思います。今までのピクサー作品、特にニモだったら水槽からの脱出シーンなど魚から見た世界が表現されていたのが面白いと感じていた僕は本作のガッカリポイントはそこでしたね。

そして、王道すぎる内容は僕には少々退屈でしたね、まあテンポが悪いってのもその一因なんですが、何より楽しめなかったのはキャラクターが少ないところですね、覚えている中で恐竜の種類は4種しか見てない気がします。ピクサーはキャラクターデザインが魅力の一つなのに本作はそこを完全に潰してしまっているように思えてなりませんでした、せっかくの恐竜設定なのですから様々な恐竜を出して、いろんな個性をつけてピクサーの良さを出して欲しかったですね。

低評価の意見はこんな感じでしたね。

 

そして、この作品の良さはやはり映像ですね。大自然が美しい。恐竜たちの質感をアニメーションで表現しているのは映像で先端をいっているピクサーだからできたことだと思います。この映像を見るために劇場へ行くのもアリかもしれませんね。

 

結論としてはガッカリな出来でした。他のピクサー作品と比べてしまうのはあまり良くはないのですが、他の作品と比べてしまうとやはり劣った作品であり、設定不足だったのではないでしょうか、まあ感動はしましたけどね。笑

次回のピクサー作品に期待したいと思います。

 

そして次週の映画は”バットマンvsスーパーマン ジャステスの誕生”を見に行くので乞うご期待ください!!

 

それでは、また来週会いましょう。そんじゃ。